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記事詳細
記事番号
23252
タイトル
Re: 粗粒率の式の誘導
本文
kochia wrote.
> FMについては通常次の式が示されている。 > FM=(0.15,0.3,0.6,1.2,2.5,5,10,20,40mmの各ふるいに残留する累加質量百分率の和)/100 —————————(A) >しかし、なぜそうなるかについてはほとんど説明されていない。ネビルの「コンクリートバイブル」には、FMは対数平均であるということが1行だけかかれている。 >FMの本来の定義を、「2個のふるい間の残留率を、小さい方のふるい目の大きさの対数で加重平均したもの」として(A)式の誘導を試みた。 >この定義から(A)式を得るには若干の工夫が要る。 > 上記ふるいの公称目開きは0.15/2 *(2,4,8・・・)すなわち0.15/2 *(2^1,2^2^3・・・)のように2の累乗の列になる。 >(1/2は0.15mmふるいの指数を1にするための細工) >ふるい目の列をsとすると、 >s=(0.15/2)*(2^1,2^2,2^3・・・) >logs=log(0.15/2)+log(2^1,2^2,2^3,・・・) >log(s/(0.15/2))=log(2^1,2^2,2^3,・・・) >log(s/(0.15/2))=(1log2,2log2,3log2,・・・) > =(log2)*(1,2,3,・・・) >log(s/(0.15/2))/log2=(1,2,3,・・・) ——————————(B) >すなわち、sをlog変換したものは1を起点にした等間隔の座標となり、以後の計算が簡便になる。 1を起点とした理由は何ですか、0以下からでは、いけませんか?。 > いま、各座標(ふるい)の単一残留率をP(i)%、(i=1,2,・・・)とすると、 受け皿の残留率を計算に入れて無いので、Σ P(i)が100%に満たない場合どうしますか?。 > FM=加重平均={1*P(1)+2* P(2)+・・・+9*P(9)}/100 ——————(C) > (C)式はふるい目サイズを座標(1,2,3,・・・)に指定しているが、これは計算が簡便になるからである。計算をいとわなければどの位置でも、何個でもよい。 > しかし、同一試料でも、ふるい目サイズ・個数によってFM値が異なっては不便であり、(A)式のように規準化することで各種管理が可能となる。 >工場内の粒度管理上、中間サイズのふるいを増やすことは有用である。(後述) >(C)式を書き直して、 >FM=[{P(1)+P(2)+・・+P(9)}+{P(2)+・・+P(9)}・・+{P(8)+P(9)}+{P(9)}]/100 >=[ふるい1以上の残留累加質量%+・・・+ふるい9の残留質量%]/100 >= (Å)式 > 次に、(B)式でFM値をfとして、これを平均サイズrに逆変換してみる。 > log(r/(0.15/2))/log2=f > log(r/(0.15/2))=f*log2=log(2^f) > r=(0.15/2)*2^f > =0.15*2^(f−1) ———————————————————(D) > f=7.30でr=11.8mm、f=2.4でr=0.4mm > 特に実用性があるわけではないが、一つの目安にはなる。 実用性を確保して配合計算に取り入れませんか?。 > また、中間ふるい15mmを入れた場合のFM計算は次のようになる。 >15mmふるいの公称目開きは16mm、f(この場合の指数)=7.74 > したがって、これらのふるいを入れたFMの式は、加重平均(C)式にならって、 >FM={1*P(1)+2*P(2)+・・+7*P(7)+7.74*P(7.74)+8*P(8)+9*P(9)}/100 ———————————————————(E) >この場合、2の冪の列ではないので(A)式は使えず、(E)式で計算することになる。 微粒分試験で0.075もふるうので、 0*P( 0)で、 0.075未満 受け皿は −1*P(−1)で計算に含めては? お名前
みやみやみや
レスへの感心度
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登録日時
2008-09-08 10:08:22
最終修正日時
2008-09-08 10:08:22
[23252] Re: 粗粒率の式の誘導 みやみやみや 2008-09-08 10:08:22 [返信] (kochia wrote.> FMについては通常次の式が示されている。> FM=…) [23325] Re: Re[10]: 粗粒率の式の誘導 みやみやみや 2008-09-12 12:36:00 [返信] (kochia wrote.>0とかマイナスになったとき一般的理解がえられるかどう…) [23668] Re[2]: Re[10]: 粗粒率の式の誘導 みやみやみや 2008-10-13 23:32:30 [返信] (>>0とかマイナスになったとき一般的理解がえられるかどうか。> 理解を得るには、…) [23541] 密度の異なる骨材の混合におけるFMの計算 kochia 2008-10-01 18:09:02 [返信] ( 骨材の充填性等は容積粒度分布に基づいて検討すべきものであるが、密度が同一の骨材…) [23580] Re: 密度の異なる骨材の混合におけるFMの計算 みやみやみや 2008-10-04 01:02:32 [返信] (kochia wrote.> 骨材の充填性等は容積粒度分布に基づいて検討すべきも…) [23638] Re: 密度の異なる骨材の混合における容積分率の計算 kochia 2008-10-10 03:56:15 [返信] (kochia wrote.>> 骨材の充填性等は容積粒度分布に基づいて検討すべき…) [23650] Re[2]: 密度の異なる骨材の混合における容積分率の計算 みやみやみや 2008-10-11 00:25:50 [返信] (kochia wrote.>> 骨材の充填性等は容積粒度分布に基づいて検討すべき…) [23654] Re[3]: 密度の異なる骨材の混合における容積分率の計算 kochia 2008-10-11 14:06:21 [返信] (みやみやみや wrote.>kochia wrote.>>>> 骨材の充填性等は…) [23655] Re[4]: 密度の異なる骨材の混合における容積分率の計算 みやみやみや 2008-10-12 11:09:20 [返信] (kochia wrote.>>>> 骨材の充填性等は容積粒度分布に基づいて検討す…) [23656] Re[5]: 密度の異なる骨材の混合における容積分率の計算 kochia 2008-10-12 12:53:41 [返信] (みやみやみや wrote.>kochia wrote.>>>>> JIS A 5…) [23657] Re[6]: 密度の異なる骨材の混合における容積分率の計算 みやみやみや 2008-10-12 15:19:39 [返信] (kochia wrote.>>>>> JIS A 5308付属書1に「密度の差が…) [23667] Re[6]: 密度の異なる骨材の混合における容積分率の計算 みやみやみや 2008-10-13 21:36:43 [返信] (kochia wrote.> JISは新しい知見をいれて数年毎に更新され、項目が…) |